短期集中治療/睡眠無痛治療

歯医者に「苦手意識」がある方／治療期間を「短縮」したい方へ

患者さんの中には、「歯医者にトラウマがある」「忙しくて決められた日時に歯医者に行けない」という方が一定数いらっしゃいます。当院ではそういった方へ向けて「睡眠無痛治療」と「短期集中治療」を行っています。
それぞれご紹介します。

眠ったような状態で治療を受けられる：「睡眠無痛治療（静脈内鎮静法）」

「睡眠無痛治療」は静脈内鎮静法とも呼ばれ、鎮静剤を点滴し、ほぼ眠った状態で治療を行います。治療中の記憶はないため、痛みや恐怖心を感じたりすることはありません。

また、全身麻酔と比べ身体への負担が少ないという特徴もあります。副作用やリスクが少ないため、どのような方でも可能な治療法ですが、下記の方には特におすすめです。

• 歯科恐怖症の方
• 嘔吐反射の強い方
• 痛みに敏感な方

実際に治療を受けた患者さんからは、「寝て起きたら治療が終わっていた」「痛みや恐怖心を感じず、快適に治療を受けられた」等、好評をいただいております。
また、当院の麻酔は日本歯科麻酔学会「専門医」が担当します。

歯科医師 堀内 克啓

• 日本口腔外科学会（指導医、専門医）
• 日本口腔インプラント学会
• 日本歯科麻酔学会（専門医）

来院回数を減らす：「短期集中治療」

「短期集中治療」は複数の治療を1回にまとめて行う、精密機器を活用するなどの工夫により、通常よりも大幅に治療期間を短縮する治療法です。
歯医者が苦手な方や、お仕事や家事・育児等で忙しい方をはじめ、結婚式や面接など大切なライフイベントを控えていらっしゃる方にもおすすめです。
当院では可能な限り短期間で治療を終えられるよう、次の取り組みを行っています。

取り組み1「1回の治療時間」を長く確保

短期集中治療は、緻密な治療計画を立てることから始まります。ここでまとめて行える治療をピックアップします。
通常であれば、数回の通院が必要なケースも、一度の治療でまとめて行うため、治療期間全体を短縮させることができます。

取り組み2「歯科技工士」との密な連携

詰め物や被せ物などの人工歯の製作を担当するのは、歯科医師ではなく歯科技工士です。
当院には、院内技工所に歯科技工士が常駐しているため、技工士との連携が取りやすく、詰め物や被せ物などの人工歯の製作期間も短縮できます。

取り組み3「精密機器」の活用

当院には「マイクロスコープ」や「CT」「ピエゾサージェリー」等があります。これら精密機器を活用することで、治療の精度と速度向上ができます。ここでは代表的な機器をご紹介します。

視野を拡大する
「マイクロスコープ」と「CT」

マイクロスコープ

マイクロスコープは、肉眼の数十倍にまで視野を拡大してくれる装置です。歯科治療は細かい処置を必要とすることが多いため、マイクロスコープを活用することで、治療精度向上に努めています。

CT

CTは一般的なレントゲンとは異なり、立体的に画像を映し出します。顎の骨の密度や形が詳細にわかるため、精密な診査・診断が可能になります。

スピーディーかつ快適に
型取りが可能な「光学印象」

当院には、プライムスキャン、i700、3shapeの3つの光学印象を取りそろえております。
これらは、お口の中をカメラでスキャンするだけで、歯のデータを取ることができます。あの苦しい型取りが不要なうえにその場で取ったデータを確認することができるので、再度型取りが必要になることもありません。

外科的処置の痛みを抑える
「ピエゾサージェリー」／「レーザー」

ピエゾサージェリー

ピエゾサージェリーは超音波で骨を削る機械です。特徴としては、骨や歯などの「硬いもの」だけに反応するため、粘膜や歯茎、神経や血管などを傷つける心配がありません。
また、術後の痛みや腫れ、出血が少なく、治癒が早いため、患者さんの負担も少ないです。

レーザー

レーザーには、殺菌や治療時の痛みを抑える効果などさまざまな効果があります。当院では、歯周病や根管治療で活用しています。